

【組織活性化コラム#1】企業活動を支えるコミュニケーション(情報共有)
皆様の会社は、社員がお互いに心地よく働き、幸福感を持ちながら仕事に向き合える環境になっているでしょうか。 社員が生き生きとして良好なコミュニケーション(情報共有)がかわされる組織には、心理的安全性が高く担保されています。 心理的安全性は、お互いの信頼関係を土台にして、言うべき意見を気兼ねなく言い合い、時には耳の痛い問題であってもスムーズに情報共有ができる関係性です。 この心理的安全性は、制度を整えればできあがるものではなく、日々のコミュニケーション(情報共有)の積み重ねによって育まれます。また、働く社員一人ひとりの『より良い組織にしようとする意識』と『日々の実践』によって支えられています。さらに、社員のそうした自律的な意識や行動は、「会社の目的(経営理念)」と「社員個人の目的や価値観」の結びつきによって生まれます。 会社の目的に対し、社員個人の価値観や目的の輪が大きく重なり合うことで、仕事への使命感が生まれ、より良い組織を作るための自律的なコミュニケーション(情報共有)という実践へとつながっていきます。 ■ コミュニケーション(情報共有)


【代表メッセージ】継続する力を磨く ~人格を磨き続けることが人を成長させる~【人間力向上№53】
人は、環境や才能だけで成長するわけではない。 本質的な成長は、日々の小さな行動や選択を積み重ね、人格を磨き続けることによって生まれる。古今東西の偉人たちは、継続的な人格の鍛錬こそが人間を高める最も確実な道であると語ってきた。 孔子は『論語』で「学びて時に之を習う、亦た説ばしからずや」と述べた。 学び続けることそのものが喜びであり、人を成長させる源泉だという意味である。人格の成長も同じで、瞬間的な努力ではなく、継続によってのみ実現する。 まず、人格を磨くことは判断の質を高める。読書や内省、経験の蓄積は、物事の本質を見抜く力を育てる。 松下幸之助氏は成功の秘訣を問われた際、「素直な心を持ち続けること」と答えた。素直さとは、学び続ける姿勢であり、継続によってしか育たない。人格を磨き続ける人は、感情に流されずに判断でき、長期的な視点を持ち、迷いが減る。これは「知」の力が育った証である。 次に、人格の継続的な鍛錬は信頼を生む。誠実さは一度の行動では伝わらないが、積み重ねることで確かな信頼に変わる。 稲盛和夫氏は、「人間として正しいことを貫き続け


【代表メッセージ】人的資本経営と副業は両立するのか【理念経営No.52】
~人材への投資・育成と副業の在り方を考える~ 近年、「人的資本経営」という言葉を耳にする機会が増えた。一方で、副業・兼業を推進する企業も増えている。 しかし、ここで一つの疑問が生じる。 「社員の成長を自社で支援する人的資本経営」と、「社員が社外で働く副業」は本当に両立するのだろうか。 人的資本経営を推進しながら副業も認める。その二つは矛盾しないのだろうか。 まず、人的資本経営について整理したい。 経済産業省は人的資本経営を、「人材をコストではなく価値を生み出す資本として捉え、その能力やエンゲージメントを高める投資を行い、中長期的な企業価値向上につなげる経営」と定義している。 その実践にあたっては、主に次の三つの視点が重要とされている。 ① 経営戦略と人材戦略の連動 ② 現状と理想とのギャップ把握 ③ 企業文化への定着 つまり、企業が目指す方向性と人材育成を一体で考え、人材への投資を通じて企業価値を高めていく考え方である。 一方、副業についてはどうだろうか。 副業には法律上の明確な定義はないが、一般的には本業以外で収入を得る活動を指す。近年は働き方

