

【進化系管理会計コラム】第2回:損益分岐点は、「売上高」で考えるから分かりにくくなる
今回は、損益分岐点【売上高】について考えたい。 タイトルを「パッと」見て、どう思っただろうか。 損益分岐点というと、売上高なのではないか。 売上高以外に、何があるのか。 いきなりだが、日商簿記の工業簿記の問題で考えてみよう。 【設例】 販売単価:50,000円 変動費:製品1個あたり ・変動製造原価:27,000円 ・変動販売費:3,000円 固定費合計:10,000,000円 ・製造間接費:6,000,000円 ・販売費:2,500,000円 ・一般管理費:1,500,000円 年間販売数量実績:800個 ※期首・期末に製品・仕掛品はないものとする。 この内容は、2級で出題されるレベルである。 ① まず、損益分岐点【販売数量】が問われる 1個あたりの貢献利益(=販売単価-変動費) =50,000円-27,000円-3,000円 =20,000円 固定費10,000,000円を、この貢献利益で割る。 10,000,000円÷20,000円=500個 となる。 これが、損益分岐点【販売数量】である。 どうだろう。 ② 次に、損益分岐点【


【代表メッセージ】感謝する心が人を成長させる【人間力向上№55】
~周りの関わりのある全ての方々に心から感謝する謙虚な心が人を成長させる~ 数々の筋書きのないドラマを作り、高校野球ファンのみならず多くの人々に感動を与えた夏の甲子園大会が終わった。優勝したチームの強さもさることながら、一生懸命さ・ひたむきなプレイに心を打たれ、さらに球児たちの「監督をはじめチームメンバー、ご両親・家族、支えてくれたすべての方々に対する感謝の気持ち」を言葉にして去っていく姿は視聴者の心を打つものがある。 自分がいま、ここにあるのは多くの方々の支えがあってのことだと謙虚に受け止めている高校生に頼もしさを感じ、これからの更なる成長に期待するものである。 「人間学を学ぶ月刊誌」致知の9月号の「フォーバル会長:大久保秀夫」氏と「比叡山延歴寺観明院住職:宮本祖豊氏」との対談で以下のやりとりがある。長くなるが引用してまとめたい。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 大久保:実践することは重要です。 ただ、一般的には何でもHow to do、やり方ばかりを求めるんですね。 How


第2回 ChatGPTの基本的な使い方
~「質問の仕方」が成果を大きく左右する~ 「ChatGPTを使ってみたが、思ったような回答が返ってこなかった。」 そのような感想を持つ人は少なくない。しかし、その原因の多くはChatGPTの性能ではなく、「使い方」にある。 ChatGPTは検索エンジンではない。Googleで情報を探すように単語だけを入力するよりも、「対話する」ことを前提としたAIである。 つまり、部下やコンサルタントに仕事を依頼するように、目的や条件を明確かつ具体的に伝えるほど回答の質は高くなる。 例えば、「補助金」と入力するよりも、「製造業向けの設備投資に活用できる補助金を3つ教えて。それぞれ対象者と特徴も説明してほしい。」と依頼した方が、はるかに実用的な回答が得られる。 ChatGPTを使う上で最も重要なのは、「人間にとっても、わかりやすい依頼」をすることである。 ChatGPTに伝えるべき4つの要素 回答の精度を高めるためには、次の4つを意識するとよい。 1つ目は「目的」である。 何を実現したいのかを伝える。「ブログを書きたい」「企画書を作りたい」「売上向上のアイデアが欲


